その見た目のかわいさとアグレッシブな動きのギャップがクセになる「【激動‼】吾輩は猫です。」シリーズ。そんな吾輩の夏をテーマにした新作アニメーションスタンプが8月度のMVPを獲得しました!
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今回は、そんな大人気シリーズ「吾輩は猫です。」の生みの親、株式会社TORIONEのchikuwaさんに制作秘話を聞きました。

■【激動‼】吾輩は猫です。夏

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吾輩ファン歓喜!念願のMVP!

──MVP受賞おめでとうございます!!
chikuwa:ありがとうございます!MVPは一つの目標にしていたので受賞できてとても嬉しいです!
これも全て、日ごろから応援してくださっている吾輩ファンの皆様のおかげです。本当にありがとうございます!
これを励みにまた喜んでいただけるスタンプをつくれるよう頑張ります!

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──『【激動‼】吾輩は猫です。夏』のヒットやMVP受賞の反響はいかがですか?
chikuwa:たくさんの方々から祝福していただきましたが、実は、受賞を知ったのは「かわいい主婦の1日」シリーズをつくられているアグリムさんからTwitterでいただいたお祝いコメントでした。
自分が受賞するなんて思ってなかったので何のことかわからなかったんですが、その後すぐにグループLINEで「突撃!ラッコさん」シリーズをつくられているsatocoさんと、「あのとり。」シリーズのダーシオさん、のぼるさんからお祝いメッセージと受賞画面のURLが届いて、そこで確認して初めて受賞したことを実感しました。
それから30分くらい、あまりの嬉しさにずっとソワソワしてました(笑)


──そうだったのですね(笑)! この「吾輩は猫です。」シリーズのアニメーションスタンプは、どのようにして生まれたのでしょうか?
chikuwa:
静止画スタンプの初期からつくっていましたが、アニメーションスタンプがクリエイターズスタンプで作成ができるようになった時に、もともと趣味でパラパラ漫画を描いていたので、「これはチャンス!」と思い、他の動くスタンプがたくさん出てくる前に出したい!と3日間徹夜して急いでつくりました。


──3日間徹夜で!すごいスピード感だったのですね…
chikuwa:とにかく早く出したかったので、作画枚数を減らして動きをループさせるスタンプにしようと決めました。
激しい動きにしたのは、たまたま使用枚数をいろいろ試していたら速く動かした時にシュールな感じの面白い動きになったので「これでいこう!」って感じです。
特に第一弾のメイン画像のピンポンのスタンプは、作画枚数2枚なんですが、1秒間に20枚使って動かしたら、かなりインパクトのある動きになって…夜中3時くらいに1人でニヤニヤ笑ってました(笑)


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「面白さ」と「使いやすさ」にこだわる

──スタンプをつくる前からイラストは描いていらっしゃったんですか?
chikuwa:もともとは絵とは全く関係のない別の仕事をしていたのですが、小さい頃から絵が好きで趣味でずっと描いていました。
社会人になってからも小さい頃からの夢だった「絵を描く仕事」を諦めきれず、何かチャンスやきっかけがあった時に独立できるようにとコツコツ貯金をしていました。
クリエイターズスタンプがつくれるようになった頃に独立を決めて、今に至ります。


──『吾輩は猫です。』シリーズには本当にバリエーション豊かなセリフや動きがたくさんありますが、アイデアはどんな時に考えていらっしゃいますか?
chikuwa:パッと思い浮かぶものもありますが、テレビやネットの動画や友達との会話、LINEの会話などで気になる動きやワードをもとにつくることが多いです。
そのため、面白いワードとか、簡単な動きの説明やイラストを書き留めておきます。時間が経つと忘れてしまうことが多いのでメモ帳やその辺にある紙の裏に走り書きしておいて後で見返して作成する感じです。

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──おおっ、貴重なアイデアノートを見せていただきありがとうございます!そのアイデアを実際に作画して行く際に、何かこだわっていることはありますか?
chikuwa:こだわりは、とにかく「面白いかどうか」ということと、「ユーザーの方が使いやすいかどうか」ですね。
色つけまで完成しててもイメージと違っていたり、思ったより面白くない動きと感じたり、より面白い動きを思いついたらボツにすることが結構あります。あとは、他のスタンプでまだ表現されてないような動きをつくるように心がけています。
言葉に関しては、これだけのスタンプがあるのでどうしても違いを出すことが難しいですが、アニメーションスタンプであれば同じニュアンスのスタンプでも作り手が違えば、また違った表現方法になると思うのでそこはこだわってと言いますか、他のスタンプとなるべく被らないように気をつけてつくっています。
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──それでは、スタンプを制作する上で、なにか困った点や難しかった点はありますか?
chikuwa:難しいところは、【激動!!】とつけているので激しい動きになるようにし作成していますが、激しい動きにする為には使用枚数を多く使用しないといけないんです。そうすると1スタンプの規定容量の300KBをオーバーすることが結構ありまして、それをイメージした動きのクオリティを下げずに枚数調整するのが結構大変ですね。
あとは基本的にループするようにしているので決まった枚数ではじめと終わりがスムーズに繋がるようにするのも苦労してます。


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アニメーションをつくって気づいたそれぞれの面白さ

──今回は動くスタンプでの受賞ですが、『吾輩は猫です。』シリーズには静止画とアニメーションどちらもありますね。アニメーションのスタンプをつくるようになったことで変わったことがあれば教えてください。個人的には動きが加わったことで、よりシュールな面白さが増しているような気がしました。
chikuwa:やはりスタンプで表現できる幅が広がったと思います。静止画だと言葉にしないと伝わらない部分がありますが、アニメーションスタンプだと言葉がなくても動きでニュアンスが伝えられます。なので、意味のある言葉でなく、擬音語、擬声語、擬態語、オノマトペなどで表現できることが多くなりました。

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──なるほど!これまで文字で表現しなければならなかった要素を動きで表現できるようになったことで、今度は文字でできることが増えたのですね。
chikuwa:また、言葉が出るまでの「溜め」の時間や「間」、スピード感をつくれるので、静止画では2個以上使って表現するところを1個のスタンプで表現できるところはとても面白いですね!
そういうところでキャラクターのイラストから想像するイメージと動きのギャップが生まれて、シュールさが出たように思います。

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chikuwa:もう一つは、一つのスタンプで場面が変えたりもできてスタンプにストーリーが生まれたりもしますね。
逆に静止画には送った瞬間に与えるインパクトや面白さがあるので、その瞬発力は静止画じゃないと出せないんだなというのは、アニメーションスタンプをつくるようになって気づきました。


──なるほど。確かに静止画には瞬発力がありますよね。静止画とアニメーション、どちらにもそれぞれの利点があるということですね。
さて次に、chikuwaさんが個人的にツボにハマったスタンプ、好きなスタンプがあれば教えてください。
chikuwa:気になるスタンプは基本的に買ってしまうので結構たくさんあるんですが、ラッコさんシリーズのsatocoさんと、あのとり。シリーズのダーシオさん、のぼるさんとグループLINEをすることが多いので、お二人のスタンプをよく使いますね!
最近だと、ラッコさんのボイススタンプはよく使ってます。


動く!あのとり。

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chikuwa:何気にこのメンバーでのグループLINEで多用してるのがカンノマサヒロさんのスタンプですね。「くまちゃんのやる気のないスタンプ」とか「Mr.ジェイムス」とか投下され始めると、会話がいったん中断してスタンプ合戦が始まります(笑)
使いずらいはずなのに何故か使えてしまう不思議なスタンプです…

くまちゃんのやる気のないスタンプ、夏/カンノマサヒロ

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──それでは最後に、今後チャレンジしたいことを教えてください!

chikuwa:
今は台湾でもグッズ展開が進んでいますので台湾の方々がみんな知っている!と言われるくらいのキャラクターにしたいです。

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あとは、吾輩のアプリとかつくれたらいいなぁと思っています。
カボチャを持ってただひたすら走るとかくだらないのがいいです(笑) アニメとかもつくれたら最高ですね! 他にも新しいキャラクターをつくっていきたいです。

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──台湾進出!アプリやアニメも!?吾輩とchikuwaさんのこれからの活躍がますます楽しみです。ありがとうございました!




■会社情報

株式会社TORIONE(トリオン)
鳥取県にあるキャラクターコンテンツ制作会社です。
小さな会社ですが、キャラクターを通じ、日本だけでなく世界に向けて「面白い」と思ってもらえるようなコンテンツを届けられるよう日々精進しております。

吾輩は猫です。HP:http://wagahai-ha-neko.com/
二十世紀☆梨男HP:http://20th-nashio.com/

■プロフィール

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chikuwa
株式会社TORIONE代表の自称イラストレーターです。
飼い猫の吾輩と暮らしています。
【SNSアカウント】
Twitter 吾輩は猫です。



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